こんにちは!
節約上手な栄養満点野菜の作り方のヌシ、ブタ子です。
今日のテーマは・・・「ネズミが持って来る病気」についてです。
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例年だと、ひと夏に2度被害に遭えば大ごとでしたが・・・今年は夏前くらいから、害獣の発生率が異常です。
あまりのネズミの多さにたまりかねて、一生懸命調べて、日々奮闘しております。
「ハムスターと似たようなもんでしょ?」と思っているなら大間違いです!
ちなみにハムとネズの違いについてはコチラ!
被害はといえば、テーブルの上のフルーツグラノーの袋から、布団ワタから、わんこちゃんのエサから、ガーリック味ポップコーンから、お菓子作りの材料の白玉粉~上新粉に至るまで、我が家では今年ほぼ2日に1度ネズミが出没して、何か食べていきます。
別に我が家がとりわけ汚いわけではなく、今年の夏になってから、近所中の人達がヤツラと格闘し始めているのです。
・・・世紀末の異常でしょうか、不穏な匂いしかしませんね(笑)
ですが色々調べた結果、ネズミが媒介する病気は意外にとても危険という事がわかったので、取り急ぎUpいたします。
■ネズミが糞や体液から媒介する害と、病気■
ネズミの糞は、見た目以上に危険な為、掃除する時は必ず必ず手袋をし、できる限りの注意が必要です。
ネズミが通った、もしくは荒らしたとわかる場所には、アルコール等で殺菌するようにしましょう。
服や布団などに糞をされた時は、丸洗いしたうえで、日航による日干しを行うようにしましょう。
致死率を基準に、危険な順に5つ、載せておきます。
ザザーっと書いてありますが、詳しくはまた加筆修正いたします。
ハンタウィルス肺症候群:
これ、危険度No.1ですので! 致死率37~50%。
発熱・筋痛・悪寒・吐気、嘔吐、下痢、倦怠感。
ワクチンも予防薬もありませんよ!
風邪かと思いきや、急に重症化するそう! 肺に水が溜まり、呼吸困難を起こします。
でも人から人へは感染しないらしい。
レプトスピラ症(ワイル病):
主に尿を媒介して感染する危険性。致死率5~40%。
悪寒、発熱、頭痛、倦怠感、眼球結膜の充血、筋肉痛、腰痛など
治療法: 抗生物質。
ワクチン・予防薬: 菌の種類によっては対応しないこともあるが、存在する。
ネズミの排泄物に含まれているレプトスピラ菌が、水や土壌を経て感染する病気。
レプトスピラは、人間のみならず、家畜やペットにも感染する人獣共通感染症。
ワンコちゃんやハムちゃんが感染すると、急激な症状が出て死にます。
ペスト:
致死率15%以上。
発熱・嘔吐・倦怠感・血痰・敗血症など。
治療法: 抗菌薬・抗生物質の投与
ワクチン・予防薬: アリ
感染したネズミの血を吸ったノミが人間を刺すことで感染。
14世紀のヨーロッパで大流行し、当時の人口の3割の方が亡くなりました。
日本では1926年が最後でしたが、いくら予防薬やよく効く薬はあっても、早期に発見・治療がされないと致死率はまだまだ高い、危険な病気です。
もし病院に行っても、現代のお医者さんはペストだって見抜いてくれなさそうですね・・・そうこうしているうちに2,3日で呼吸困難で死ぬらしいので、シャレになりません。
腎症候群出血熱: 致死率10%。
発熱・頭痛・腎不全・皮下および臓器の出血。
治療法: 対症療法(人工透析)など
ワクチン・予防薬: ありません!
ねずみの唾液や尿を感染源としてハンタウィルスの感染による出血性腎疾患。
原因が発見されるまで、長らく世界で、原因不明の風土病・奇病として扱われていた。
鼠咬症スピリルム/ストレプトバチルス: 致死率10%。
発熱・傷口の潰瘍、発疹。
治療法: 抗生物質
ワクチン・予防薬: なし
発症すると咬まれた傷口は、潰瘍になり、付近に発疹がで、39℃程の発熱になり、頭痛や寒気、震えなどの症状が出る。熱は数日でいったん下がるが、再び発熱し、これを繰り返すという経過をたどる。
サルモネラ症: 糞尿を掃除する時感染し、食事を経由して、食中毒を引き起こす。
地域によっては、かかった患者のうち、50%が死亡したという報告のあるものや、
ハムスターや、犬などのペットに感染すると、必ずといっていいほど、死んでしまう病気もありますので、やはりネズミは遠ざけ、家屋は常に清潔に保つようにしたほうが良さそうですね!
ネズミを見かけたり、明らかにネズミが通った後、荒したであろう場所は、必ず必ず手袋をして掃除し、掃除のあとはアルコール消毒をするようにしましょう。
ネズミは頻繁に見かければ見かけるほど、産んで増えて、数が増えてきていると考えて下さい。
