こんにちは、ブタ子です^^
今日のテーマは、「農薬」と「残留農薬」についてです。
けっこうヘビーなトピックなので、延々と文字が続きますが、毎日ものを食べている以上、誰にでも起こる可能性がありますので、ちょっと向き合ってみてください。
まず、このサイトを訪ねて来ておられるという事で、ここの訪問者さんは、常日ごろから「農薬」とか「科学肥料」「健康」とかに、気を遣っておられる方々だと思います。
表面立って何も起こらないので、危機感も薄いですが、農薬は体には良くはありません。
ここまではな~んとなく、聞いたことがあると思います。
Contents
生産者やスーパーが農薬を許容する理由
まず、生産者が、農薬を使う理由は簡単です。
防害虫・防病気が主な理由ですね。
地中の病気などの防病害虫の為でもあります。
では、仕入れ先や、スーパーがそれを許容するのはなぜでしょうか?
これも単純ですね。
単に、スーパーで買う際、見場のいいやつを選ぶ人がほとんどなため、世の中がそうなっているだけです。
登場人物、み~んな「農薬は生き物にとって良くない」ってわかっててやってます。
『背に腹は代えられない』の状態ですね!
★ ただし近年は、虫や病原菌が嫌う、別の種類の野菜や植物から精製された農薬などもありますが、残念ながら、価格や効能面からまだあまり出荷作物には利用されていないというのが現状のようです。
なので、農家の方は自分ちでは、農薬を使わない野菜を食べていたりします。
「そんな事言ったって、無農薬のを食べたくても、うちにも、うちの周りにも畑なんてない。
野菜なんてもらったことないから、怖くても食べざるを得ない」という地域の方も多いと思います。
意外と簡単! 残留農薬の落とし方・除去の仕方の記事はコチラ!
今日は、そんな方の為に、まずは「残留農薬ってほんとは、何なのか」お知らせしたいと思います。
そもそも残留農薬ってなあに?
あなたは、残留農薬って
「育成の過程で散布された、防虫剤や、病原菌予防薬などが、内部や表面にどんどん蓄積されたり、含有されてる野菜」だと思っていませんか?
厳密に言えば、少し違います。
答えは、「収穫前の一定期間に使用された農薬が残ったもの」が主になっています。
作物の種類や、散布する回数、時期などによって異なりますが、
散布された農薬って、時間が経つと光や微生物などによって分解されたり、雨風雪など自然の力で、飛散してしまったりして、そもそもどんどんどんどん蓄積されていっているわけではないのです。
苗を植える際などに、地中に一緒に播いた農薬は別ですよ!
それらは苗や茎に、吸収されてしまいます。
ところが、私達「成人」よりも、もっともっと気を遣わなくちゃいけないのが・・・そう! 赤ちゃんや、動物です。
赤ちゃんは成長のどの時期に、
農薬の影響を受ける可能性があるか
この場合の赤ちゃんは、3つの状態があります。
1つ目は、まだ「胎児」の状態の赤ちゃんです。
2つ目は、「乳児」の状態の赤ちゃんです。
そして3つ目が、「乳・幼児」の状態になった赤ちゃんです。
順番に行きましょう
1.「胎児」の状態の赤ちゃんへの影響の可能性
発達障害・学習障害、その他グレーゾーンの子どもの数の増え方が極端
世間一般的に、女性が赤ちゃんを産む年齢って、2~30代が多いですよね。
広く見ても、10代後半~40代前半でしょう。
この世代のお母さん達って、すでにスーパーに当然のように、傷や虫食いひとつない「美しい野菜」が並ぶようになった時代のお母さん達なんです。
日本が化学肥料に切り替わったのは、戦後GHQとの兼ね合いかららしいという事をお伝えしたと思いますが、
つまり、現在30・40代の人達の、そのまたお母さん世代(60~70代)は、
まぁせいぜい「化学肥料世代~農薬時代」だと考えられます。
現在、30半ば~4、50代のお父さんお母さん、小・中学校時代を少し思い出してみて下さい。
クラスとか学年に、プラプラ歩き回る子、居ませんでしたか?
もしくは、別にサボっているわけでもないのに、何をどう教えても、極端に勉強の苦手な子、居ませんでした?
おそらく、40人学級が4クラス在ったとしても、学年に1、2人くらい居たかと思います。
何が言いたいかと言いますと、
発達障害・学習障害、ADDやADHDなど多動の子ども達、自閉症、アスペルガー症候群など、単に「知的障がい」と呼ばれる部分ではない、何と言いますか、
一見普通に見えるし、日常生活だって問題ない人だって子だって居るのに、ある特定の状況で、極端に他の子と同じようにできない子っていますよね。
(運動神経はまた別です)
実は、そういうのは、農薬の影響があるのではないかという懸念が、外国で発表されたのです。
農薬や化学肥料の影響で、そういった高度な障がい?を持って生まれてきている可能性が指摘されたのです。
すぐにそれが日本でも翻訳され、公開されましたが、なぜか大々的に発表はされません。
先程の話に戻ります。
現在は、と言いますと、
実は授業中立ち歩いたり、学習障害・発達障害などを持つ子どもの数が増えている事がわかっています。
増え方もなかなかの勢いです。
それを言うとよく「前から居たけど、何にでもそれっぽい名前が付いただけの話でしょ!」とか言われるのですが、では現実を見てみましょう。
現在の小学校の参観日に行かれた保護者の方で、驚かれた方少なくないはずです。
昔と違って、1クラスが30人程度となり、教師も主担任&副担任の2人組になっている学校などもあり、サポートもばっちり!な中、
なんとクラスの中で、2~3人、プラプラと立ち歩いている姿。
別に、先生の言う事にわざと逆らっているわけでも、元気すぎてヤンチャになる前触れでもありません。
「心ここにあらず、気になったものを見に行く」状態の子達です。
「まさか」と思われるでしょうが、それは尾木ママなども同じことを公言している為、別にたった一つの学校に起こった事ではありません。
更に、これは私も信じていませんが、イギリスでは「2人に1人が自閉症で生まれてくる確率がある。」と発表された事もありました。
農薬の影響かどうかは、ともかくとして、日本も外国も、この数は不自然です。
筆者は、個別指導の学習塾で子ども達を教えた事があったのですが、週に全部で14人程の子ども達を教える必要がある中、そのうち、小学生は半数程・・・つまり7~8人程です。
けれども、そのたった7人の中に4人の、学習障がい・発達障害・限りなくグレーゾーンの子どもが居ました。
別にそういう子達ばかりを集めた塾ではありません。
普通の学習塾です。
年度が替わって、別の子達の担当になっても、やはり3人程居ました。
これは少ない方で、時期が変われば、また増えます。
無作為に集まった子ども達の中に、パっとこれだけの何らかの障がいを抱えた子が集まるというのは、やはり偶然とは言えません。
「ちょっと勉強が苦手だからって、おかしな病名を付けて!」と思われるかもしれませんが、実際教えてみるとわかります。
各子どもによって違いますが、ある特定の分野になると、極端に急に頭にモヤがかかったのかのごとく、何一つ判断できなくなるタイプが一番多かったです。
後は、元から、何を教えようが、人よりずっとずっと時間がかかる子が多いです。
本当なら、お小遣いを貰って、駄菓子くらいなら買いにいける小学校中学年くらいでも、十、百の位くらいから、数え方がわからなくなったりします。
その割に、「植木算」など特殊な計算になると、おかしいくらい、ガンガン解き進めたりできました。
(普段は、比較的易しい説明でも、2割ほどしか理解できないのに)
別に自慢をするわけではありませんが、筆者は、学校成績が3~40点程で入塾してきた生徒達を、週1時間程の授業で、大体3~4カ月頂けば、90点以上に上げてきた実績があり、成績の上がった生徒は、どんどん新人教師に回していき、
自分はどんどん成績の悪い生徒を担当する、という事をしてきたので、教え方がとりわけひどいわけでもないと思います。
こんな調子です。
小学4年生の子に、「11-8は?」と尋ねると、ずいぶん長い時間考えた末、「7」という回答が返ってきたりと、不自然です。
(これまで4年間は、算数が苦手なりにやってきたわけですから、じゃぁそのやってきていた算数はどうしていたの?と、いかに不自然かおわかりいただけると思います)
ちなみに、彼女の為に言いますが、普段のお喋りなどは本当に普通ですし、頭の回転も早いです。
ある特定の科目、分野だけに不自然なのです。
そういう場合、やはり個人情報を拝見しますと、医師によって判定された、「学習障害」や「発達障害」もしくは「限りなくグレーゾーン」という表示があります。
教師全員が「これはおかしい・・・」と不自然がっていても、
今まで誰にも診断された事がないらしく、親だけが「うちの子は算数が苦手で(エヘヘ、お恥ずかしい・・・)」くらいな認識のお家も多々あります。
「苦手」とは良い言葉で、本当は「苦手」とかいう状態ではないわけです。
もっと「ちゃんとしたところで診て貰ったほうが絶対いいのに・・・」と思わざるをえません。
本来なら、ある程度高学年になっても、「時計が読めない」「一、十、百の位辺りから、数が数えられない」となれば、いずれ生活にも支障が出てくるでしょうし、
少しくらい「あれ・・・うちの子は何かおかしいのかもしれない」と気が付くべきなのです。
つまり、何が言いたいかと言いますと・・・
農薬全盛期のお母さん達から生まれた子ども達に、
高機能な障がいを持つ子どもが、たしかに多いという事です。
私は、化学のプロではありませんので、憶測でしかありません。
ただ先ほどの、海外で発表された「農薬と高次脳機能障がい?の子ども達の話」とは、たしかに時期が合っているという事です。
ただし、その世代のお父さんお母さん達は、添加物・着色料・保存料・化学肥料マックス時代の子どもでもあるわけで、一重に農薬かどうかは不明です。
更に、他の発表では、「母体にいる間に摂取した農薬の可能性で、発達(その他)障がいが出る可能性」という説も出ました。
けれども、父親の遺伝子からかもしれませんし、お母さんだけとは限りません。
とにかく「胎児の時期の農薬摂取の可能性」だそうです。
2.「乳児」の状態の赤ちゃんへの影響の可能性
今度は「乳児」の赤ちゃんですね。
これは、もう母体の外に出てしまっているので、先天的に何かを持って生まれてきたか、もしくは母乳との可能性が考えられます。
つまり、農薬を含んだものを食べたお母さんからの授乳で、乳児が農薬を摂取している可能性があると、専門家は言いたいわけですね?
しかし、筆者はこうも考えます。
皆さんは「母乳神話時代」を覚えていますか?
最近、出産されたお母さんはご存知の方もおられるかと思いますが、みなさんも「母乳神話」をご存知だと思います。
「母乳で、病気に対する、免疫や耐性が付くので、赤ちゃんには母乳がいい。」というやつです。
体質や体調で、母乳が出ないお母さん達が、まるで出来損ないかのごとく、肩身の狭い思いや、情けない思いをしてた時代がありましたよね?
「粉ミルクは与えず、完全母乳で育てる!」と誓い抜いて頑張るお母さん達も大勢おられましたね?
更に、「母乳神話」を優先するあまりインターネット上で売られている「母乳」を買うお母さんも数多くおられました。
ところが成分を調べてみたら、それらの中には、細菌まみれのものや、人間のものですらないもの、など、数多くのまがい物が入っていました。
人間の成分のものもありましたが、その搾乳されたお母さんが、きちんと検査を受けているのか、なんらかの病気を持っていないのか、などは保障されていません。
知っての通り、母乳は血液が変化したものです。
成分の変化はあるものの、見ず知らずの、バックグラウンドもわからない他人の元血液(?)を飲ませる覚悟があったわけです。
それをせざるをえないくらい「母乳神話」はすごいものでした。
現在は「母乳は危険説」がじわじわ広がりつつある
ところが、現在はこういう説があります。
現在のお母さん達は、ジャンクフード全盛期。
日本本来の食事や、欧米にも元々はなかったようなジャンクフード、スナックなどを摂取しすぎており、お乳の成分が、もはや違うのだそう。
脂質も一昔前とだいぶ違うそうですが、
詳しく書きますと、PFAS(パーフルオロアルキルスルホン酸類など)や、フッ素化合物など数種類の産業化学物質を食べている私達、現代人。
それらは食品包装材や塗料などたくさんの製品にも使われているものです。
ところが実はそれらは、癌や免疫力の低下を招くことが、米国ハーバード公衆衛生学校と研究者達から発表されました。
もちろん、人体へ与える危険性から生産は禁止されたものの、それまで体内に入ったものは、排せつ物と一緒に出て行ったりはしない事がわかっています。
つまり食物連鎖により、体内で濃縮・蓄積され、結果、体内の分泌物や、免疫システムの機能不全を招くというのです。
驚くべきことに、それは母乳から赤ちゃんへと渡っていくというのです。
他にも理由はあるそうですが、成分は変わってるわ、中身も悪いもん入ってるわで、母乳を薦めない産婦人科医さんも多々おられるそうですよ。
今、上記で「母体から、乳児に流れてくる有害物質」とお話ししたのは、単に産業化学物質だけの話で、まだまだ農薬や添加物に関しては、ほんとうに未知数。
後で、例を出しますが、できれば知りたくないくらいです。
3.「乳→幼児」の時期の赤ちゃんへの影響の可能性
これは、離乳食ぐらいの時期の赤ちゃんですね。
母乳時期を終え、離乳食になると同時に、
これは、免疫力とか運動能力、体のサイズ、抵抗力等、すべてにおいてまだ幼く弱い状態の赤ちゃんが、味付けこそ薄いものの、
農薬や保存料、着色料など添加物ガンガンの食べ物を、いよいよ食べ始める時期になるわけです。
もはや「人」の見た目はしていて、私達と何ら変わらないものも食べられますが、まだ弱い状態。
『中国産は、農薬がすごいらしいからなぁ、食べさせてないぜ!』と、仰るかもしれませんが、あなどるなかれ!
農業大国数あれど、日本の農薬使用量は、1位の中国に次いで2位です。
食品衛生に力を入れている、フィンランド・スウェーデンなど北欧に比べると15倍。
あの農業大国アメリカと比べると、7倍。
農家が農薬を使う、ちょっと詳しい理由
冒頭で、農家が農薬を使う理由を、サっと言いましたが、ここで詳しく説明します。
- 高温多湿な気候上、虫や病気になりやすく、病気予防・病気になった際の病原菌を抑える・防虫・虫が出た際野菜への被害を最小限にする為
- 農地集約型だから
- 世の中は、見場の綺麗なものが好き
量が多い少ないとかより、日本という気候上、農薬を大量使用せざるを得ないのです。
ただし、高温多湿な国で、自国で野菜や食物の自給率を上げている国など他にもありますので、なんでもかんでも「気候や環境のせい」として、農薬を使うのは、人として、女性として、生き物として承服いたしかねます。
この「節約もできる野菜の育て方」のサイトを訪ねて下さったという事は、農薬に関する興味も、多少あるかと思いますが、
日本では4000種類以上の農薬が登録され、使用されています。
以下の例は、外国では禁止されている農薬です。
例: 「有機リン農薬」は、ドンピシャで子どもの脳への影響が指摘されており、ヨーロッパではもはや使用禁止・・・けど日本は使用!
例: 「ネオニコイチノイド系農薬」ももはや禁止。
上記2種の農薬が禁止になった経過は、これらを使って育てた植物の花の蜜を媒介していた蜜蜂が大量に死ぬという事件が報告されたからですね。
そんな状態ですので、なぜ日本がそれを禁止しないのか、謎ですね。
ただし、一言に「農薬の使用量」といっても、品物品物によって、使用可能量もすべて違う!
果物などの農薬の使用量は、中国のみならず、諸外国からやってくるフルーツに比べてほんと~に少量。
なので、一概に「日本の農産物は農薬使用量が多い多い」とは言えない。
話しを戻して、蜜蜂が死に、子どもの脳への影響が懸念されているという事は、犬や猫など、小さな生き物への影響もハンパないという事です。
「うちでは野菜とか人間の食べ物なんてあげてない。
ペットフードだけ食べさせてるから大丈夫」って思ってるかもしれませんし、
「うちには、ペットなんていない。人間の赤ちゃんだけだから関係ない」って人も、他人ごとではありませんよ。
赤ちゃんが食べているその鶏肉が、何を食べさせられて育ったものなのか、
その野菜が何を撒かれて育ったものなのか、
農薬が、免疫力の弱い赤ちゃんに摂取されるのと、
ペットフードに規制がない無法地帯の中で作られたエサを食べさせられている、ワンニャンなど小さな生き物たちは、実は立場が似ていますね。
さて話を戻して・・・
先ほど書いた通り、日本で認可されている農薬は実に4000種類以上。
一重に、「農薬悪いらしいぞ」「なんか影響あるらしいぞ」って言ったって、
そりぁあ4000種類以上あれば、色んな影響もありますでしょう。
では代表的なもので、懸念される状態はどんなものがあるのでしょうか?
農薬が体内に蓄積され続けるとどうなるのか
農薬が体内に蓄積され続けると、その農薬はいずれ「農薬中毒症」を引き起こします。
一言に、「農薬中毒症」と言っても、摂取し続けた農薬の種類や摂り方によって異なります。
長年に渡って摂取し続けなくても、間違って子どもなどが口にしてしまっても、起こります。
(当たり前ですが、自殺や他殺、傷害を目的として使用してはいけません)
皮膚を通して起こるケース、吸入で起こるケース、残留農薬が原因になるケースなど、ほんとうに色んな摂取方法?摂取ルートがあります。
農薬中毒の検査や診断方法:
農薬中毒の検査や診断方法は、主に「血清コリンエステラーゼ活性値」というものの、測定で行われます。
その結果が、正常と比較して、25%以上低い数値を示していれば、「農薬中毒を引き起こしている」という事になります。
尿検査が行われますが、原因となる農薬によって、たんぱく質、糖尿、血尿などが出てしまうのが、特徴だそう。
農薬中毒のさまざまな症状:
以下の全ての症状が、1人の人に一気に起こるわけではありませんが、その症状というのは、
咳、のどの渇き、目の充血や痛み、皮膚のかぶれ、だるさ、めまい、腹痛、吐き気、嘔吐、下痢、発熱、呼吸困難のような呼吸器系の異常、知覚麻痺や意識障害、縮瞳、酸瞳、けいれんなど。
その他、原因となる農薬の種類によって不整脈が起こったり、唾液分泌過多、振戦と呼ばれる筋肉の収縮とゆるみが繰り返される運動などが引き起こされる場合もあります。
ち・な・み・に!
農薬を摂取してしまった場合・農薬中毒の際の、治療方法
「残留農薬」で、というわけではありませんが、ついでに応急処置というか
病院などで行われている治療も載せておきます。
農薬を誤飲(口から摂取)してしまった場合:
とにかく胃の内容物を吐かせて下さい。
農薬が目に入った場合:
皮膚に付着している場合も、目に入ってしまった場合も、流水で最低でも10分以上洗い流します。
口から吸引してしまった場合:
とにかく空気のきれいな場所に移動して下さい。
以上の応急処置を行って、例え先ほど飲み込んだ?であろう農薬がゲロリと出てきたとしても!
後に中毒症が出てくる可能性はありますので、とにかく病院には行って下さい。
病院では、胃の内容物を吐かせたり、胃腸洗浄が行われます。
解毒剤、酸素吸入、人工呼吸などの処置をしてもらえると思います。
農薬中毒は直後に、健康異常が起こるだけなの?
先に挙げたような、咳やめまい、嘔吐などが起こって、1日2日程で収まるようなものなら、「あぁエラい目に遭ってしまった・・・」で、まだいいですよ・・・
(良くはないですが・・・)
後遺症なんか怖いですよね・・・。
けれども、今日の話はこちらですよ。
農薬なんぞ、自然のもんではありません。
人間がこねくり合わせて、化学の力で作り上げたもんです。
DNAを傷つけて、生殖機能が正常に働くなる可能性をご存知でしょうか?
更に、生まれる子ども達に奇形・先天的な遺伝子系の病気を持つ子どもが生まれやすくなる可能性も指摘されています。
「そ~んなに滅多に中毒なんてならないだろう」と思っているかもしれませんが、農薬による不慮の事故なんて、死者だけでも、年間1000人弱はおられますからね。
他人ごとではありませんよ!
大人と子どもが同じように、殺虫剤や農薬を摂取してしまった場合、子どもの方が、大人の実に4倍近く殺虫剤・農薬を摂取している事になるのだそう。
発がん性もとても高いのに・・・。
残留農薬でなくても、普段殺虫剤の散布し続けているお家の子どもは、そうでない他の子どもに比べて7倍も小児白血病になるリスクも高いそうですよ。
本当は、もっとデータが知りたいところですが、実は、こういう農薬における、憶測されたり、懸念されるデータって、色んな事情から、なかなか出ないんです。
また新しい事例や、研究結果が判り次第、報告しますが、とにかく皆さんも、自然界になかったものを摂取する場合、本当に用心なさってくださいね!
恐ろしい事に、この記事で可能性を述べたのは、「農薬」の可能性についてだけです。
化学肥料が、人間の子ども・動物に与える影響については、また別の話なのです・・・