今日お知らせしたいのは、お鍋に入れると別格!
「水菜(ミズナ)」です。
今日の品種は『サラダみずな』ですけどね!
細かい品種は「早生千筋京水菜」だそうです!
ダイソーの種は、他にも『京みずな』というのもあります。
基本の育て方は同じですので、是非是非参考にして作ってみて下さい!
Contents
■水菜(ミズナ)とは■
アブラナ科の越年野菜の一種で、アブラナやカブの一種。
別名、京菜などと呼ばれることもありますね!
他にも、ヒイラギ菜、千本菜、糸菜などの呼び名もあり、今回使用している品種の通り「千筋(センスジ)京菜」などの呼び名があります。
・・・どれもうまい事、呼ぶものですね!
かなり近い同種同変種には、よく似た「ミブナ」などもあります。
≪今回使用した水菜の種≫
≪種袋の品種表記と特徴≫
特徴:
手軽で作り易く、収穫期も早く、新鮮な味覚が楽しめる。
葉軸はシャリシャリ感のある歯ごたえ!
葉は美しく、サラダにも最適。
葉軸、葉、ともにクセがなく、サラダ料理にもピッタリな脇役です。
≪『サラダみずな』の種まき時期等、作付け年表はコチラ≫
pdf形式はコチラ(クリックすると大きくなります) ⇒ サラダ水菜 作付け年表
■水菜の栄養価■
ビタミンC、βカロテン、カリウム、カルシウムが豊富。
鉄やマグネシウムなどのミネラルも豊富。
これらの栄養素によって、肌荒れ、疲労回復、骨の健康維持が期待できる。
発がん作用抑制や髪や皮膚の健康維持にも効果的。
■水菜を作るのに知っておくと良い知識■
品種は、早生、中生、晩生がある。
早生 ⇒ 中生 ⇒ 晩生の順に、水菜の葉色は濃く、寒い環境に強い。
育成適温: 15℃~25℃。
成土の状態: 弱酸性。
育成環境: 15℃~25℃。発芽地温は20℃~30℃。
涼しい気候を好む。
真夏や真冬をさけて、春と秋に種まきが可能。
水菜農家は、年に何回も栽培ができる!
環境が低温すぎると花が咲いてしまい、後に高温でとう立ちしやすくなる。
名前のとおり、水を欠かさなければ丈夫に育てやすい。
初心者は害虫被害も少なく失敗しづらい秋蒔きがおすすめ。
発芽までにかかる時間: 約3~4日
連作障害: 連作障害あり。
1~2年間は同じ場所に植えないようにしましょう!
畝幅: 80cm、高さ10cmで、表面を平らに。
栽培距離: 5cm~8cm間隔。
基肥: 苦土石灰、堆肥、化成肥料。
間引き: 1回目は本葉1~2枚の時期、2回目は本葉3~4枚の時期に間引き。
追肥: 収穫までに2、3回追肥する必要あり。
種子の寿命:2~3年。
ではでは実際、取りかかりましょう!
■時系列でみる、サラダ水菜の育て方■
まずは土の状態を、水菜向きにしてやろう!
前準備:
種まき2週間前:
苦土石灰100g(分量は全て、1平方mあたりで表記)をまいて、よく耕します。
種まき1週間前:
堆肥2kg、化成肥料100gをまいて、よく耕します。
畝幅を、80cm、高さ10cmで平らに成形します。
土づくりが終わったら次は種まきですよ!
水菜を畑に植える場合
畑へ種まき:
深さ1cmほどの溝えを作り、筋蒔きします。
条間は20cmにします。
軽く土で覆い、水をたっぷりあげます。
通常は約3~4日で発芽しますよ!
冬場はトンネルを作って保温することをおすすめします。
間引き:
1回目は本葉が1~2枚の時期に株間2~3cmに2株だけになるように間引きします。
2回目は本葉が3~4枚の時期に株間5~8cmに1株だけになるように間引きします。
間引きする時は、残す株を傷つけないように注意してね!
また種まき後3~4週間は水をきらさないようにしましょう!
特に冬場の乾燥時期は、水不足に注意が必要です。
逆に温度が高い時期は水のやり過ぎに注意しましょうね。
追肥:
追肥は、水菜の背丈が10cmの頃に1回目、20cmに育った頃に2回目をまきます。
化成肥料を30gまきます。(分量は1平方メートル当たり)
害虫対策:
アブラムシ、コナガに注意が必要です!
防虫ネットをかけるのが効果的ですよー。
水菜の収穫について
夏場は種まきかた40日、冬場は80日ほどで収穫時期を迎えます。
20cm~30cmに成長したら収穫できますよ!
1株の束を持って、根こそぎ引っこ抜きます。
引っこ抜いた後に土のついた根元だけハサミなどで切ってくださいね。
間引いた水菜も食べられるので、捨てないでください~。
また収穫が遅れると苦い水菜になってしまうので、収穫時期は遅れないように注意しましょう!
水菜をプランターに植える場合
プランターは幅60cmほどの標準的なサイズのものを選ぶと良いでしょう。
種まき前の土づくりの肥料の割合から追肥まで、育て方は畑栽培と同様です。
水菜はプランターでの栽培もしやすい野菜なので、ベランダなどでも手軽に栽培を楽しめますよ!
室内でできるペットボトルで簡単!
水菜の水耕栽培方法・やり方
水耕栽培とは、土を使わず水と肥料(+光合成)だけで植物を栽培する方法です!
今回は身近なペットボトルを使って手軽にできる水菜の水耕栽培を紹介しますね。
用意するもの:
ペットボトル、
スポンジ(食器洗い用などでOK)、
水耕栽培用液体肥料、
ハイドロボールまたはパーム用土(土の代わりとなる培地)、
フェルト(30cmほどの長さにカットしたもの)です。
適当なサイズのトレー
1. まず、容器となるペットボトルは、上から3分の1あたりでカットします。
カットした上部は逆さにし、飲み口が下の状態で、残り3分の2のペットボトルに差し込みます。
藻の発生を防ぐために、ペットボトルにはアルミをまいてください!
2. 次に種を植えるためのスポンジです。
3cm×3cmにカットし、×字の切り込みを入れます。
スポンジに水を含ませて、スポンジの3分の2程度浸かる適当な容器に入れましょう。
少し成長するまでは、トレーなどで育てるので、そこにスポンジをセッティングします。
3. ここまで準備できたら、種を植えましょう!
スポンジの×の切り込み部分に種を2粒植えます。
水は毎日入れ替えるようにしましょうね!
その後、根っこがスポンジを突き抜けるくらいまで成長を待ちましょう!
この時、根っこがスポンジに包まれ過ぎていると酸欠のせいで根腐れしやすいので、根が伸びてきた途中で、スポンジを少しカットしてあげましょう!
4. ペットボトルに植え替えをする。
根っこがスポンジをだいぶ突き抜けるまで成長したら、ペットボトル(上部、飲み口のほう)に植え替えをする工程です!
先に、フェルトをペットボトルの飲み口とペットボトルの底を繋ぐように垂らします。
培地を飲み口のところに適度に敷き詰めると、フェルトが上手く固定されますよー!
そしてペットボトル(上部、飲み口のほう)に培地を敷き、スポンジごとセッティングします。
液体肥料はペットボトルの3分の2ほど入れます。
あとは日当たりの良い場所で、2週間に1度ほど液体肥料を交換しながら成長を待って完成です!
以上になります。
ぜひ参考にしてみてくださいね。