こんにちは、本日のテーマは「大根」です。
基本、一般的な大根は、品種はどうあれ、同じ作り方です。
今回は、日本の秋・冬のお料理には欠かせません、『おでん大根』の種を使って、作り方をご説明いたします。
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おでん大根(源助)を育てて、食べてみた感想
ちなみにこの源助大根は、太くて短いのが特徴らしく、確かに煮崩れはせず、大根本来の風味があり、おいしかったです。
試しに生で、大根サラダにしてみましたが、それもおいしかったです。
↓↓↓ 使った種はコチラ ↓↓↓
おでん大根(源助)の種袋表記
特徴: 肉質ち密で、おでんなどの煮食用に最適、食味抜群の大根です。
根長30㎝位の円筒形で揃いも良く、収穫も多い。
病害に強く、生育旺盛で栽培が容易。
家庭菜園向き。
おでん大根(源助)の作付け年表
大根を育てる為に知っておきたい基礎知識
大根の作り方は、品種に関わらず基本は同じですが、生食用と、加工用で、少し違います。
青首大根:
肉質がやわらかく、煮物向きかな。
白首大根:
少し遅めに種を播いてね! 細めのものは、漬物にうってつけだよ!
代表的な品種:
耐病総太り、緑輝、与作(年3回蒔ける)、
切り干し大根や漬物などの加工用には新八洲や白秋だ。
蒔き時: 理想は10月10日前後が◎
育成適温: 20℃くらい。涼しい場所を好む。
種を採る場合は、5℃以下が15日以上続くと、葉が花になり始めるよ。
育成土の酸度: 中性くらい。
育てるのに向いている植え方:
連作可能。
水栽培(かいわれ菜として食べる場合にのみ)・麻袋・家庭菜園・畑
栽培距離: ウネ幅60㎝、株間30㎝
2条植えにしないでね、土寄せの時、困るよ?
ウネ幅90㎝以上なら、2条植え(千鳥播きにね!)にしてもOK!
肥料:
基肥 ― 種を蒔く、7日前。
追肥 ― 第1回目: 本葉1枚の頃。
第2回目: 本葉3~4枚の頃。
第3回目: 葉が6~7枚の頃。
追肥は、1回目、2回目、3回目の順に、多く播いてやるよ。
ではでは実際、取りかかりましょう!
おでん大根(源助)の作り方
前準備: まずは土の状態を、大根向きにしてやろう!
植え付けの2週間前までに、土の酸度を中性くらいにしてやります。
そんなにアルカリ性にしなくていいので、ケイ酸カルシウムと、基肥である牛糞を蒔いて、よく耕しておきます。
「前もって耕してなかった~!!!」という人は、耕した後、ケイカルを混ぜ込み、種が直接当たらないような場所に、少量の即効性があるので鶏糞をすき込んでおきます。
※ 間違っても、他の野菜を植える時みたいに、まとまった量の肥料を埋めておいたりしない!
根モノ野菜は、まとまった量の肥料のところまで成長したら、股大根になる可能性がすごく高いのです。
以下の写真は、その最たる例。
大根は、根もの野菜なので、深くまで耕します。
種まき: 播く場所には、空き缶やビール瓶の底で押さえていくとわかりやすいよ。
その輪の輪郭に、一ヶ所にまとまらないように種を蒔くとうまくいくよ。
2~3粒を点播きでもOK。株間30㎝、土は1㎝くらいかぶせよう!
1回目の追肥: 4,5日したら本葉が出たかな? そしたら、第1回目の追肥(牛糞)だよ。
↓ ↓ ↓
間引き方: 本葉が3~4枚になったら、2本くらいになるように、小さいものを抜いてやる。
抜いた大根の「間引き菜」は、捨てずにお味噌汁の具材や青みにしよう!
おいしいよ!
2回目の追肥: ここでも、第2回目の追肥(牛糞)をしよう。
↓ ↓ ↓
間引く: 本場が6~7枚になったら、ついに1本立てにしてやる。
6葉(上側の写真)の方は、寒冷紗になぜか穴が空いており、虫に食われてしまっていた(笑)
この時点で、どちらも6~7葉ということなので、すでに1本立ちにしてある。
↓ ↓ ↓
3回目の追肥: これが最後の追肥(止肥えといいます)。
きちんと今までより多めにやったかな?
土寄せ : ここからは、定期的に土寄せをします。
水やり : 乾燥のし過ぎを防ぐ為、本葉が12~13枚の頃に、水やりをします。
↓ ↓ ↓ 「そろそろ採り頃かな?」と思ったら・・・
収 穫 :
根の直径が7~8㎝くらいになったかな?
外側の葉が、垂れるようになってきたかな?
そうしたら、そろそろ引っこ抜いてもいい頃です。
心配なら、大根を抜く前に、根から2~3のところの茎を切って、「す(茎にある「す」は、穴みたいに見えるのがソレだよ!)」が入っているかどうか見てみよう。
この「す」が入り始めると、大根自体にも「す」が入ってる事が多くて、バサバサで、スカスカで全然おいしくなくなるんだ!
「す」が入る前のおいしい時期に、きちんと抜いて、食べるのが理想的だね。
採れた謎の大根の数々・・・
この「源助」という種類は、太くて短いのが特徴らしい。
どれもこれも短いwww
今年は12月になってもまだ暖かかった事もあり、秋ごろ植えた大根などは、無駄に大きくなりすぎて、別種の大根はものすごい長さになってしまった。
(ちなみに大根は植えっぱなしにして数か月経つと、根と葉が地面から1m50㎝くらいまで伸びますw)
今年は12月初旬になってもまだ暖かかった為、大根や葉物が育ちすぎて、どえらいサイズになってしまいましたね!
更にブタ子の家は、近所中が大根をくれたので、自分が作ったやつを食べられずに、収穫時期から2カ月も放っておいたら・・・とんでもないことに。。。
以下は、そのたまものw
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ひょっとしたら女の人の太ももより、太いサイズです。
以下2つに至っては、どうしてこんな事になったのかわからない・・・。
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2カ月も放っておいたから、さぞかしスが入っている事だろうと思っていたが、思いの他全然入ってなくて、サラダにしてもおいしかったし、でっかい圧力鍋で里芋なんかと煮たら、激ウマでした。
普通はスが入って、パッサパサになりそうなのに、不思議です。
源助大根に限らず、大根は初心者にもっともオススメの野菜なので、迷っている方が居たら、絶対育ててみて下さい^^
色々使えて、すごく助かるはず!!!